ガジェットレビュー【★NW-ZX507レビュー☄】

〜開封編①

 前回、NW-A105についてレビューさせて頂きましたが、今回はワンランクアップしたモデルになりますNW-ZX507について紹介していきたいと思います!

NW-ZX507開封前

開封編②

 なぜNW-ZX507を購入したかというと、NW-A105の音質が想像以上に良すぎてワンランク上のZX507の音がどうしても聴いてみたい!と思ってしまったのです….金額はなんと76,000円程、、SONY公式ストアで購入すると3年保証付きで88,000円…量販店や量販店オンライン、eイヤホン、Amazonなどの方が安く買えると思います!高額商品になるので保証が3年付いてくるのは安心感はあると思いますが….笑やはり金額を出来るだけ抑えたいという思いからamazonで購入しました!

高級感漂う箱

 白い箱を開けると…さすがミドルクラスのハイエンドウォークマンといったところ。いかにも高級機を入れているのだろうという高級感漂う箱が出てきました(笑)

開封編③

開封…

 やはりボディの質感は高級感に溢れています。(笑)重量感もあり、高級DAPという感じなのですが、かなりコンパクトで持ち運びしやすいサイズになっていると感じました。それでも持ち運びのしやすさにおいてはNW-A105に軍配が上がりますね。

NWーZX507に搭載のバランス接続について

 さて、本題のNW-ZX507について、A105と比較しながら説明していきたいと思います!まず、A105との大きな違いは、アンバランス接続(3.5mmジャック)バランス接続(4.4mmジャック)両方に対応しているという点です!このアンバランス接続、バランス接続とは何か?簡単に説明すると、まず、アンバランス接続の場合、DAP側からL(左)R(右)の信号を分けて送り出します。そして、その信号を戻して音を伝える過程になっているのですが、その戻ってくる過程で、アンバランス接続の場合は、1つの通り道をL(左)とR(右)が交わって帰ってくるのです。LとRが混ざって帰ってくると何が良くないかというと、ノイズが乗ってしまったり、左右の信号が分離していないため、音の分離感に欠け、明瞭感に欠けてしまうのです。それに対して、バランス接続は、L(左)とR(右)の信号を分けて送り出す所までは一緒なのですが、戻ってくる過程で、L(左)とR(右)が別々の通り道を帰ってきます。つまり、アンバランス接続は、合計3本の信号で音を鳴らしているのに対して、バランス接続は合計4本の信号で音を鳴らしているのです。この信号の数の差が重要な部分であり、左右の音の分離感が向上するため、より鮮明で綺麗な音を楽しめるのです。バランス接続で音楽を楽しむには4.4㎜のバランス接続対応のイヤホン、もしくは3.5㎜→4.4㎜の変換アダプタが必要になるので、一味違う音を楽しみたいという方は是非お試しください。もちろんイヤホンの機種などによっても音質は変わりますので必ずしもバランス接続の音の方が良いとは限らないのでご注意下さい。

参考URL『』ASCII.jp ( https://onl.sc/6a3dfbh )

★機能面レビュー★

 NW-ZX507は、NW-A105と機能面ではそれ程大差はないです!もちろんストリーミングサービス、ハイレゾストリーミングサービスにも対応していて、OSはAndroid9.0を搭載しています。容量が64GBの一種類になっています。注意しておかなければいけないのは、内部ストレージの16GBはシステムやGoogleの標準インストールアプリ(消せない)に使われているため、実際に使用できる内部ストレージは48GBぐらいになっているということです。microSDカードスロットがついているので、もちろん外部ストレージを拡張することはできます!もっと音楽を沢山端末に入れたいという方は購入してもよいかもしれませんね! 。 もちろんAndroid搭載のため、アプリをインストールしてゲームをしたり、漫画を読んだり、動画を再生したりといったことはできるのですが、普通に動作はするものの、普段使っているスマートフォン程快適にサクサク使えるわけではないので、あくまでも音楽を聴くことがメインの端末として捉えた方が良いでしょう★NW-A-105と違う点は、音質設定のDCフェーズリニアライザーという、低域をアナログアンプに近い特性に近づける機能があるのですが、こちらがNW-A-105だとオンオフの設定しかできないのに対して、NW-ZX507は、6つのタイプから低域の特性を選択することができるので、好みの低音のタイプにカスタマイズすることができます。

🌟注意点

1つ注意点を挙げるとするならば、電池消費が激しいという点です。Androidを搭載しており、CPUの種類の影響からか、普通に使えば毎日充電する必要があります。音楽専用のプレーヤーなのに…と思う方もいると思いますが、こちらは改善方法もあります。1、Bluetooth 2、Wi-Fi 3、Wi-Fiを自動的にオンにするこの三つの機能を全てオフにすれば、バッテリーの持ちは体感で2倍以上になったと感じました。

♪音質について♪

 さて、DAPにおいて一番重要とも言える音質についてA105と比較しつつお伝えしていきたいと思います!やはり7万円を越えるDAPともなると初めて聴くときの高揚感はたまらないものです。最初にイコライザを全くいじらず、音質設定、※DSEE HXなどもオフの状態で聞いてみたのですが、この状態でもやはり原音に忠実な透き通るような音がしました!この状態で聴いた感じでは、A105の方がパンチの効いた強い音のように感じます。好みによってはA105の方が好きな方がいるかと…クリアな落ち着いた音が好きな方はZX507の方を好むかと思います!A105は低域強めな感じZX507は高音域がクリアな感じがしました。(あくまでも個人の感想ですが….)※現在有線接続時かつwミュージックアプリでの再生時はDSEE HXの表示は変わらないですが、より高音質なDSEE ultimateに変換されています!次に、イコライザ系や音質設定を好みにいじって聴いてみたのですが、やはり化けるなあと感じました!(まあ当たり前なのですが…)やはりA105と同じイコライザ設定にしても、低域はA105の方が主張強めで、ZX507の方が高音が透き通るようにクリアな感じがしました!今回は、A105との比較ということもあり、アンバランス接続時の音質面をレビューしましたが、また次回、バランス接続のイヤホンも購入しましたら、一緒にレビューしていきたいと思います!

ハイゲイン出力について

 NW-ZX507にはハイゲイン出力のオンオフ機能がついています。このハイゲイン出力をオンにする事によって、端的に言うと音量が上がります。勿論ハイゲイン出力オフの状態より音量が上がっているので、同じ音量でも迫力があり、大きく聴こえます。これは、音量の取りづらいイヤホンなどを使う際は、とても便利な機能だと思います。個人的には常にONにしている方が、音量が取り易く、迫力よく聞こえるようなきがします。音量が取りづらいな….と思う方はこの機能を是非使ってみて下さい ♪ 悩みが解決するかと思います!

まとめ

 NW-507は、やはり価格なりの音質、高級感があり、所有欲を満たしてくれるDAPだなあと感じました!さすがは大手SONYという事もあり、とても完成度が高いです。NW-A105でも十分すぎるぐらい良い音を出してくれるので、さすがに7万円は….笑と手が出ない方はまずはDAP入門機としてA105から入ってみるのもアリかもしれません。もっと上品な音を聴きたい、バランス接続で今までとは一味違う音を楽しみたいという方は、是非NW-ZX507をご検討ください。

では、長くなりましたが、他のレビューでお会いしましょう!

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